知っておくべき「ほうれい線」の原因と予防につながるスキンケア3選

いつまでも「若いね」と周りから羨望の眼差しを集めるためには、ほうれい線対策は常に悩みの種です。存在するだけで一気に老けた印象を与えてしまう、鼻の両脇から口元にかけて伸びるほうれい線は、美意識の高い女性にとって天敵です。ほうれい線によって「疲れているね」「やつれたね」と言われたくないですよね。

そこで今回は、ほうれい線の原因と予防につながるスキンケアについてご紹介いたします。

■20代の今から意識するべき! ほうれい線ができてしまう原因とは

20代の今から意識するべき! ほうれい線ができてしまう原因とは

・乾燥

乾燥したお肌は、小じわを増やす原因になります。この小じわが、段々と太く迷惑なほうれい線へと変わっていきます。ほうれい線に限らず、シミやたるみを作り、お肌のハリや弾力が失われる原因にもなるため、乾燥はお肌全体の老化に影響しています。保湿クリームは、ほうれい線を作らないお肌の環境作りには必要不可欠。毎日のスキンケアを欠かさずに、保湿クリームでうるおい肌を継続させましょう。

うるおいを保つ成分としてヒアルロン酸が有名ですが、サプリではなく普段口にする食品から摂取することができます。ヒアルロン酸は、納豆、オクラ、山芋などのネバネバした食品と、鮭やうなぎ、カレイなどの魚類、豚足、鶏の軟骨といった肉類が挙げられます。

ほうれい線を予防し、若々しいお肌を保つためにも、保湿クリームだけに依存せず、多方向から乾燥対策を行うことをオススメします。

・表情

口周りの筋肉、普段意識しているでしょうか。実は表情筋はほうれい線と密接に繋がっているのです。表情筋が衰えると、ほうれい線の元となるしわの定着を促すことになってしまいます。

デスクワークで無表情な状態が長時間続いたりすると、表情筋が衰えてほうれい線が目立つようになってしまいます。同じような表情を長く続ける人も、お肌にその影響が出てきます。笑顔が多いとそれはそれで表情筋が固定されていき、しわの原因となります。そうならないためにも、表情筋を鍛えることを意識した生活を送りましょう。表情豊かに日常を過ごし、固い食べ物を積極的に取ることで口周りの筋肉を動かし、片方に偏らずに両方の歯をバランス良く使用していく事を心がけましょう。

・姿勢

姿勢が悪い人はほうれい線が目立ちやすくなります。猫背だと、背中が丸まることで胸が張れなくなり緩んできます。必然的に前かがみの姿勢になってしまうため、顔が下方向に向き、お肌の皮膚も垂れ下がり、しわの原因となります。また、現代ではデスクワークやスマホの使い過ぎなどの理由で、無意識的に前かがみの姿勢を多く取りがちです。なるべく顔が下向きにならないように意識してみましょう。

■周りと差を付ける! 20代から行うべきほうれい線対策

・リフトアップクリームを使用する

20代だからこそ、お肌の張りや弾力を長く維持できるように早めの対策を取っていきたいものです。お肌にうるおいも与えてくれるので、乾燥対策としても有効です。

リフトアップクリームの使い方のコツは、手のひらで温めてあげてから塗る事。温めることにより、成分の浸透力が上昇する効果が得られます。次に、顔の下から上にお肌を持ち上げるようにケアをしてあげる事で、ほうれい線やたるみの改善に繋がっていきます。リフトアップクリームは、基本的に毎日のケアの継続で効果が出るものなので、20代の内から習慣としてきたいもの。ほうれい線が気になりだしてからケアする人と比べると、お肌の年齢に違いがでるのは明白です。

・クレンジング剤はクリームタイプを使用する

メイクを落とすクレンジング剤によっては、お肌の乾燥を進めてしまいます。メイクをしっかりしたからと、洗浄力の強いオイルクレンジング剤を使用すると、お肌の保湿成分も一緒に洗い流してしまうといわれていて、これが続くと乾燥肌の原因となります。

私たちが普段触れているお肌の部分、角層の厚さは、なんとラップ1枚分。ケアの時にこするのはNGと言われるのも納得です。なので、洗浄力抜群のオイルクレンジングでガシガシ洗うことは、お肌からすると言語道断。現在オイルタイプのクレンジング剤を使用して乾燥が気になる方は、きめ細かい泡で汚れを包み、お肌へのダメージを減らせるクリームタイプへの乗り換えを検討してみてください。お肌のダメージを最小限に抑えましょう。クリームタイプにはうるおい成分も配合されているものも多く存在し、しっとり感も得られ乾燥対策にもなります。

・ローラーでリフトアップ、表情筋ケア

ローラーをほうれい線に沿って回したり、口の横からこめかみに向かい流すと、しわやたるみの解消につながります。また、血行がよくなり、老廃物が排出されやすくなる事で、表情も明るくなる効果も得られます。注意点として、力を入れすぎず、お肌が直接動いていかないように気を付けましょう。お肌に強く押し付けながらローラーを転がすことにより、炎症やカサツキといった皮膚トラブルの原因となります。逆に乾燥肌になってしまったとならないように、優しくスキンケアを行っていきましょう。

■まとめ

いかがだったでしょうか。ハリも弾力もまだまだ現役、スキンケアなんてなくても大丈夫だと感じがちな20代ですが、それでもお肌の乾燥や老化は徐々に始まっていますし、ダメージも蓄積されています。ほうれい線の元のしわやたるみは、徐々に顔を出し始めます。完全に出てきてからでは遅いのです。周りと差を付け、いつまでも「若い」女性でいるためにも、ダメージを最小限に抑えつつ、少しでも長く今のお肌の状態を維持できるように、20代の今の内からスキンケアを習慣付けていくことをオススメします。

関連記事一覧