痩身エステと医療痩身の違いとは?効果、持続期間、料金相場も解説

痩身とは本来「痩せた体」を意味する言葉ですが、最近はエステやクリニックで受ける痩身エステ、医療痩身などの意味で使用する方も多いです。これらエステやクリニックで行う痩身の施術は、多くの女性が願う健康的な引き締まった体を目指すことができます。

しかし、痩身の知識に乏しい方の場合は「エステとクリニックで受ける施術の違いは?」「どちらで痩身の施術を受けたほうがよいの?」という疑問を抱えています。

今回はこのような疑問、悩みを抱えた方に向けて痩身エステと医療痩身の主な違い、特徴、効果などを解説します。

■痩身の効果・メリット

まずはこれから痩身エステ、もしくは医療痩身を検討している方に向けて痩身の基本的な効果やメリットを解説します。

・即効性が期待できる

痩身は自力でのダイエット法と比較するとエステ、クリニックともに即効性が期待しやすいです。自力でのダイエットの場合、できることといえば日々の食事管理や運動メニューの設定、実践などが主になります。

一方の痩身エステ、医療痩身は痩身効果を早く得られるための専用器具やマシンが揃っています。

これらエステや医療機関が導入しているマシン、器具は痩身に特化したタイプであるため、痩身の知識に乏しい一般の方が行うダイエット法と比較するときわめて早い段階で効果を得ることができます。

もちろんエステ、クリニックどちらで施術を受けるかのよっても効果が実感できる期間は変わってきます。ただしどちらで施術を受けるにしても、自力でのダイエットと比較すると早期の効果が実感しやすいのは事実です。

・狙った部位のみの痩身効果が期待できる

痩身は狙った部位のみの施術ができる、つまり部分痩せが可能ということです。ダイエットなどを希望する女性の場合、1人ひとり気になる部位は異なります。

しかし、自力でのダイエット法だと部分痩せが難しいことも多いため、狙った部位に思ったような効果が現れないというケースも少なくありません。

痩身はエステ、クリニックともに特定の部位を集中的にケアできますので、今まで悩んでいた部位をきれいに変化させることができます。自分の好きなようにボディメイクができるというのが、痩身の大きな魅力といってもよいでしょう。

・リバウンドの可能性が低い

前述のように痩身は特定の部位のみを集中的にケアできる施術法です。また痩身は脂肪細胞そのものを吸引、溶解することで体内の脂肪細胞の数を減らし、痩せやすい体質を整えることができます。

自分で行うダイエットでも減量までは成功するものの、その後元の体重に戻ってしまうという経験される方は非常に多いです。これは体内の脂肪細胞が大きくなることも原因のひとつです。

前述のように痩身は脂肪細胞の数そのものを減らす効果が期待できますので、リバウンドを引き起こす確率も低下させることができます。

ちなみに脂肪細胞の数は思春期以降変わらないといわれているため、痩身の脂肪吸引や溶解は長期に渡ってその効果を持続させることができるでしょう。

■痩身エステと医療痩身の主な違い

痩身の基本的な効果を理解できたら、次はエステとクリニックの違いをチェックしていきましょう。痩身エステと医療痩身には、主に以下のような違いがあります。

  痩身エステ 医療痩身
種類・分類  リラクゼーションエステ
※施術に特別な資格は不要
医療行為
※施術には医師免許が必要
主な施術方法 マッサージ、痩身マシン、サプリメントなど 薬、点滴、注射、医療痩身マシンなど
主な施術目的 体質を改善して脂肪を燃焼しやすい体にする 脂肪細胞の数そのものを減らす

まず痩身エステと医療痩身は施術を行うのに必要な資格が異なります。一般的に痩身エステはリラクゼーションエステという位置付けになるため、施術スタッフが特別な資格を取得する必要はありません。

一方の医療痩身は医学的根拠に基づいたケアを行いますので、施術には医師免許が必要になります。クリニックでの痩身は文字通り医療行為に該当しますので施術も薬、点滴、医療用の痩身マシンなど、エステより即効性が期待できる内容となっています。

■痩身エステの主な特徴

ここからは痩身エステと医療痩身の主な違い、特徴をさらに細かく解説します。まずは痩身エステの主な特徴からご覧ください。

・痩身エステは体質改善で痩せやすい体質を整える

痩身エステの主な施術目的は、体質を改善して痩せやすい体をつくることです。よって施術もマッサージやサプリメントなど、メスを使用しない方法が原則となります。

痩身エステで行われるマッサージは、リンパマッサージと呼ばれる方法が主です。リンパマッサージとは体内のリンパの流れを良くすることで、セルライトを落としやすくしたり、水分やむくみをとったりする効果が期待されています。

また一部のエステでは痩身マシンを用いた施術も行っており、この場合は医療痩身に近い効果を得ることも可能です。以下に痩身マシンを用いた主なメニュー、特徴をまとめましたのでご覧ください。

痩身エステで施術可能な主なメニュー 主な特徴
キャビテーション 超音波で脂肪を溶かす
ハイパーナイフ 高周波で体を温め、脂肪を燃焼させる
ラジオ波 高周波で体を温め、血流と代謝向上を狙う
冷凍痩身 脂肪細胞を凍らせて破壊する
EMS 電気で筋肉を刺激し、鍛える
ハイフ(HIFU)・ハイックス(HICSU) 高出力の超音波を一点に集中し、脂肪細胞を減少させる

ご覧のように近年はエステでも痩身マシンを使って余分な脂肪にアプローチをかけ、脂肪細胞の減少を狙えるメニューがあります。仮にエステでマシンを用いたメニューを希望する場合は料金が若干割高になります。

しかし痩身マシンを使った施術は、マッサージではケアできない部分への効果が見込める可能性が高いです。よって過去に痩身マッサージを受けて思ったような効果が得られなかった方などは、利用する価値があるといえるでしょう。

・痩身エステの効果は一時的

前述のように痩身エステはメスを使わない施術方法しかありませんので、その効果も一時的と考えられています。

またエステで用いられる痩身マシンも無資格のスタッフが扱っても大丈夫なように、出力が低めに設定されています。これら複数の理由から痩身エステで半永久的な効果を期待するのは難しいといえるでしょう。

ただし自力でのダイエット法と比較するとエステ1回の効果は非常に高いです。そのため、ブライダルエステのように結婚式直前のケアや大事なイベントに向けて体を引き締めておきたいといった女性には痩身エステでの施術はおすすめです。

■医療痩身の主な特徴

続いては施術に医師免許が必要な医療痩身の主な特徴や効果を解説します。

・医療痩身は脂肪細胞の数を減らすことが目的

前述のように医療痩身では薬、注射、医療用器具などを用いて脂肪細胞の数自体を減らすことを目的としています。

その施術内容も、体への負担が小さい薬剤やマシンによって部分痩せを狙う方法、薬剤を注入して脂肪細胞を分解したり、食欲抑制効果を狙ったりなどさまざまです。

またメスを使った施術では、皮下脂肪を吸引管で直接取り除く「脂肪吸引」やBMI(肥満度の指標)が27以上の方が対象になる「調節性胃内バルーン留置痩身治療」があります。

薬、注射、手術による医療痩身はエステと比較すると即効性が高いため、早めに体型の変化を実感したい方などには適した施術法です。

ただし医療痩身はれっきとした医療行為に該当しますので、エステにはないリスクや危険、疑問などは施術前に担当スタッフに相談しておくようにしましょう。

・医療痩身の効果は半永久的に持続

医療痩身の場合は施術法によっても異なりますが、半永久的な効果を得ることができます。特にメスを使用する脂肪吸引は肥満の原因となる脂肪細胞の数を効率的に減らすことができるため、よほどのことがない限りはリバウンドの心配をする必要はありません。

また近年はFatXのような脂肪細胞の数を減少させることもできる脂肪溶解注射も注目されています。医療痩身の効果が半永久的といわれるのは、この体内に蓄積されている脂肪細胞の数を効率的に減らせるためです。

よって効果が長期間持続する痩身を希望する方はクリニックにおいて担当の先生にその旨を伝え、適切な施術メニューを一緒に選択していくとよいでしょう。

ただし、半永久的な効果が得られる医療痩身でも過度な暴飲暴食をすれば元の体型に戻る可能性が高いため、施術後の食生活などには注意が必要です。

■痩身エステと医療痩身の料金相場比較

最後に痩身エステと医療痩身の料金相場を比較してみましょう。一般的に痩身の施術は即効性や効果の持続期間が長い医療痩身のほうが高くなる傾向にあります。

またエステの場合は料金体系が「都度払い」「回数払い」「定額制」といったように複数あり、基本的には回数払いや定額制のほうが低料金となっています。これらを踏まえた上でざっくりと痩身エステと医療痩身の料金をまとめると、以下のようになります。

施術を受ける場所 料金相場(1回あたり)
エステ 6,000円~2万5,000円
医療機関 5,000円~120万円

ご覧のように痩身エステと医療痩身では1回の施術による料金に大きな開きがあります。これはエステとクリニックでは1回の施術で得られる効果が大きく異なるためです。

前述のように痩身エステでは、主にマッサージや比較的リスクが低い痩身マシンを用いた施術が中心です。よって1回の効果は医療痩身よりも低いため、料金相場も安くなっています。

一方の医療痩身はメスを用いた脂肪吸引などに代表されるように、1回の効果が非常に大きい施術法も提供しています。そのため、1回分の料金も比較的高額に設定されているのが一般的です。

もちろん医療痩身でも1回の効果が低い注射、薬といった施術法があり、この場合は1回あたりの料金も5,000円~1万円ほどと安くなります。

ただし1回の効果が低いということは、痩身効果を高めるために複数回クリニックに通う必要があることを理解しておかなければなりません。これはエステで行う施術にもいえることであり、一般的に痩身エステは10回~15回ほど通う方も多いです。

よって1回あたりの料金が安くても施術回数が多くなると、それに比例して総額費用も高くなることを十分に理解しておく必要があります。

痩身は施術メニューや店舗、クリニックによって料金が大きく異なるため、これから施術を検討している方は事前のリサーチなどをしっかりと行っておくようにしましょう。

■まとめ

今回は狙った部位のボディメイクができる痩身エステと医療痩身の主な違いなどを解説しました。

痩身エステと医療痩身では必要な資格も異なりますし、提供されている施術メニューも異なります。一般的にはエステは痩せやすい体質を整える目的、医療痩身は脂肪細胞の数そのものを減らすことを目的として施術を行います。

効果に関しても痩身エステは一時的、医療痩身は半永久的と異なります。これから痩身の施術を検討されている方は、これらの違いをしっかりと把握した上で自身に合った店舗、またはクリニック選びを行うようにしましょう。

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