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ベースメイクで顔の印象決まる! 若々しくみせるベースメイクのコツ徹底ガイド

みなさんはメイクをするときに、どのパーツに気合を入れていますか? メイクというと、カラフルでキラキラとしたアイカラーやリップなど、ポイントメイクに気合いをいれる人が多い印象ですが、実は「メイクの決め手となるのはベースメイク」と言われています。ベースメイク次第で、まわりと差がつくキレイなお肌をつくることができます。

そこで今回は、私の美容部員としての経験から、ベースメイクのアイテム選びのコツや、ベースメイクを若々しくキレイにみせるテクニックをお伝えしたいと思います。

幸福度アップ! ベースメイクでほめられる若々しいお肌づくりをしよう

ベースメイクは、化粧下地・ファンデーション・コンシーラー・パウダーなどのアイテムを使って、お肌トラブルをカバーするものです。一昔前までは、ベースメイクというと陶器のようにファンデーションを厚塗りしていましたが、最近のベースメイクは素肌感を活かしたナチュラルな仕上がりが好まれるので、ベースメイクは薄付きで、肌の透明感やツヤ感のある仕上がりが人気です。

私は美容部員として、今までたくさんのお客様のメイクアップをお手伝いしてきましたが、お客様から「プロにメイクをしてもらうと、薄づきでもお肌がキレイで若返ってみえる」といった嬉しいお言葉を多くいただいてきました。それは、お肌を若々しくみせるためのポイントを意識してメイクしていたからだと思います。私自身、ベースメイクを見直してから年齢よりも若くみられる機会が増え、お肌をほめられることで、自分に自信をもてるようになりました。ほめられ肌になった若々しいお肌づくりのポイントを、ベースメイクの手順に沿って、解説していきます。

お肌トラブルは化粧下地の段階である程度カバーしよう

まずは、ベースメイクのファーストステップである、化粧下地のポイント。実は、このステップが最も重要です。化粧下地の段階で、ある程度のお肌トラブルをカバーしておくことが、若々しいお肌づくりのポイントになります。そこで活躍するのは、高機能なトーンアップ下地・カラー下地・マルチクリームなどです。実は、最近の化粧下地は、色ムラ・クマ・赤み・毛穴などのお肌トラブルをある程度カバーしてくれる、高機能なアイテムがどんどん増えています。これらの化粧下地について、それぞれ特徴をみていきましょう。

・トーンアップ下地

肌色のトーンを明るくみせてくれる化粧下地です。お肌の明るさとともに、透明感やツヤ感も出してくれます。顔全体に馴染ませた後、気になるところは少し重ね付けをすると、下地だけで顔全体の印象が明るくなります。顔が不自然に白くならないように、化粧下地を両手のひらに擦り込んでから、スタンプ付けをするように塗布するのがおすすめです。日焼け肌や地黒の方は、白浮きを防ぐために、透明の下地に少し混ぜて使うのもいいでしょう。

・カラー下地

お肌に強い赤みやクマなど、頑固なお悩みがある方はカラー下地を使うのがおすすめです。赤みにはグリーン、クマにはオレンジ、くすみにはラベンダーのカラーを使うと、それぞれの肌色のお悩みを補正してくれます。お悩みにあわせて部分的に使っていきましょう。

いくつもお悩みがある方は、カラー下地の使い分けをすると、より肌色が均一になり、若々しい肌に近づけます。いくつもお悩みがある方で、カラー下地を1つだけ選ぶとしたら、ラベンダーが万能なのでおすすめです。

・マルチクリーム

化粧下地の中には、ファンデーションのように使える肌色のマルチクリームがあります。ファンデーションの色を選ぶように、自分の肌色にあわせたカラーがみつかりやすいので、白浮きすることなくお肌悩みをカバーできます。ファンデーションとしての役割も兼ね備えているので、トーンアップ下地やカラー下地よりも1本で完成度が高いです。より自然な肌色を重視している方や、これだけでベースメイクを仕上げたいという方にもおすすめです。

このように、化粧下地の段階で肌のトーンを明るく、気になるお肌トラブルをある程度カバーすることで、次に使うファンデーションやコンシーラーを厚塗りしなくても、ベースメイクをキレイに仕上げることができます。お肌をキレイにみせてくれる、高機能で便利な化粧下地を活用して、若々しいお肌の土台づくりをしていきましょう。

ファンデーションやコンシーラーを塗るのは「お悩みのパーツだけ」

ファンデーションやコンシーラーは、化粧下地よりもカバー力が高く、お肌悩みを目立ちにくくしてくれます。特に、ファンデーションは顔全体に塗るイメージがありますが、若々しいベースメイクに仕上げるコツは、「ファンデーションを全顔に塗らないこと」です。アイメイクを施す目元はくすみやすく、頬や鼻周りは赤みが出やすいなど、私たちの肌色は一定ではありません。ファンデーションを全顔に塗ると、お悩みのパーツがカバーされますが、同時にトラブルのないパーツはよりキレイにカバーされるため、均一な肌色に仕上がりません。若々しくてキレイなお肌は、顔全体の肌色のトーンが限りなく一定です。トラブルのないパーツはそのままに、ファンデーションはお悩みのパーツのみに使うことで、肌色のトーンを均一に近づけることができます。

化粧下地の段階である程度カバーされていれば、ファンデーションを重ね付けする必要もなく、部分的に塗ったファンデーションが浮いてしまうこともありません。ファンデーションを選ぶときは、より馴染みのいい、ツヤ感のあるリキッド系のファンデーションを選ぶのがおすすめです。また、ファンデーション兼コンシーラーとして使える機能性の高いアイテムも使い勝手がいいです。こういったアイテムは、テクスチャーはファンデーションのように柔らかく、広範囲に伸ばしやすい上に、コンシーラーに負けず劣らずのカバー力があるので、1つもっているととても便利です。私は、トーンアップ下地をベースに、気になる頬の赤み・目元のくすみやクマ・口角のくすみを、ファンデーション兼コンシーラーで部分的にカバーしています。気になるお肌トラブルのみをカバーすることで、全体的に色ムラのない、均一なお肌に仕上がるので、以前よりもお肌をほめられる機会が増えました。

メイク崩れしやすい「ティーゾーン」にはパウダーを仕込もう

最後の仕上げにパウダーを仕込んでいきます。ベースメイクは時間が経つと、汗や皮脂でよれやすくなってしまうので、メイク崩れを防ぐために仕上げのパウダーが必要です。しかし、パウダーは間違った使い方をしてしまうと、せっかくのベースメイクが台無しになってしまいます。例えば、パウダーを顔全体にたっぷりとのせてしまうと、乾燥した粉感の強いお肌になってしまいます。

若々しいお肌は、みずみずしくてツヤ感があります。若々しいお肌づくりのためには、お肌の潤いやツヤ感を残したまま、メイク崩れしやすいパーツのみにパウダーを仕込んでいきます。化粧下地やファンデーションで、せっかくつくった潤いやツヤ感をキープするためには、崩れやすいティーゾーンのみに少量のパウダーをのせていきましょう。パウダーは、大きめのフェイスブラシに馴染ませ、手の甲やティッシュの上で余分なパウダーを取り除いてから、額・鼻・顎にサッとのせていきます。薄付きであれば、ティーゾーンとそれ以外のパーツを比べた時に、肌の質感に違和感を覚えることはありません。

ティーゾーンは、顔の中でも皮脂の分泌が多いパーツなので、パウダーを仕込むことで、夕方のメイク崩れを予防できます。ベースメイクがよれやすいパーツにパウダーを仕込むことで、一部だけメイクがよれてしまうといった、不自然な状況を回避できます。パウダーを選ぶ際は、肌になじみやすいベージュ系の色や、肌馴染みのいいキメの細かいものを選ぶのがおすすめです。

このように、ベースメイクのアイテム選びや、ちょっとしたテクニックを意識することで、明るく均一で、崩れ知らずの若々しい、ナチュラルなお肌づくりができます。

まとめ

いかがでしたか? 今回は、顔の印象の決め手となる「ベースメイク」について、お肌を若々しくキレイにみせるポイントを解説しました。化粧下地の選び方や、ファンデーションの塗り方、パウダーののせ方1つで、ベースメイクの仕上がりは格段によくなります。是非、この機会にベースメイクを見直していただき、若々しくて好印象なお肌づくりをしていきましょう。

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